Vintage B.C.Rich Maniacs! 管理者オリジナルCDがようやく販売にこぎつけることができました。CD-Rの手作り作品のため、一枚毎に品質がばらついている点はご了承ください。ジャケットは耐水耐光性を考慮して熱転写プリンタを使用している関係で、リボンの痕が若干ついているものがございます。そのうちカラーコピーに変更するかもしれません。また、盤面はインクジェットプリンタによる印字ため、水はご法度です。気になるようでしたら、インクジェット用の耐水スプレーが市販されていますのでそれでコーティングして下さい。管理者がCD-R焼きからジャケット、盤面印刷、キッティングの全てを手作業で行っていますので、あまりに負担が大きくなるとバックオーダー、販売取りやめ等もございます。欲しい方は早めにゲットして下さい。
では、楽曲の簡単な紹介です。前半の6曲は2004/May以降の新曲、7曲目はManiacs!
TV用に作曲したサイトのテーマ曲、後半7曲は97年にごく身内だけに配布した1st Album Parallel World収録曲、という構成になっています。当時は倍速のCD-Rがやっとでしたので、量産は無理でした。
コンセプトは、「分かりやすいメロディの簡潔なハードロック」が基本です。誰にでも聴きやすい、分かる人には「おっ?」と思わせ、ギター小僧向けにはサーカスのようなフレーズが飛び交う、アルバム全曲がシングルで出せるような構成になっています。また、管理者は作曲しているのではなく、楽曲が世に出たがって勝手に生まれてくると信じています。これが管理者のスタイルです。
1. The God (mp3試聴)
オープニングはドラマチックなツインリードが印象的なThe Godです。この曲はメインテーマを管理者友人のahana氏が作曲したものを管理者がまとめて仕上げたものです。マイケルシェンカーのイメージで統一しています。Wahのシェンカーサウンドを想定して、BossのDynamic
Filter + Eagle Koa + Mesa Boogie Studio22+でマイク録音しています。ベースはソフトに任せています。
2. Mr. Black Magic(mp3)
泣きのギターを意識して、サンタナや高中の雰囲気を管理者が勝手に取り入れた、仕上がりは似ても似つかぬ管理者オリジナルになりました。曲名からもその辺は伺えるかと。これはもう、速く弾かないように心がけました。この曲もベースはソフトに任せています。もう少し表に出してもよかったかと思います。管理者のオハコ、ツインギターも取り入れてあります。イーグルメープルのフロントサウンドです。
3. Speed Metal Rhapsody (mp3
試聴 ,Quicktime Movie)
これがやりたくて作曲活動再開した、と言っても過言ではないこのアルバムの代表曲です。新曲としてVideoでのデモが先行し最初にレコーディングしたもので、10弦ビッチ(PMS#7)を全面的にフィーチャーした作品です。いつもこの手の高速系はドラマーに「できないよ」といわれてしまうのですがテンポ160前後の曲は血が騒いでしまいます。この曲で10弦ビッチのサウンドがどんな感じかすぐにわかって頂けると思います。サビはスイープピッキングでツインリードを決めています。kanaderu.jpで2004/6/9(ロックの日!)以来2004/8/18現在までランキング一位独走中です。ベースは管理者が弾いています。
4. Saturday Afternoon(mp3試聴)
これはOvationを重ねて弾いています。Super Guitar Trioを意識して作りましたが、実はコード進行は「あずさ二号」にとても似ていたりします。アルディメオラのようなポコポコフレーズもソロにあったのですが、長すぎてカットしました。作品に幅を持たせる意味があってアコギだけの楽曲を作ってみました。ところどころに緊張感を持たせるフレーズを埋め込んであります。
5. PMS#7(mp3試聴)
この曲はVideoが先行して即興で手がけたものです。Moser Custom Shop PMS Bichのデモ用にDVで撮影していたものをコピーして楽曲として仕上げました。今年の作品として最初の楽曲です。緩急交えた構成は三分足らずでは腹八分目、もっと聴きたい!というところで抑えています。このベースは管理者が弾いていますが、雰囲気はよく出せたと思っています。ゆったりした部分の粘るようなサウンドはブースターを絡めたB.C.Rich独特のものです。サウンドサンプルとしても使えるかと思います。アレンジ的には一番凝っています。
6. Turca March(mp3)
ご存知、モーツァルトのトルコ行進曲です。kanaderu.jpの上位曲はみんなクラシック系ばかりでした。自分で作曲せずに他人の曲で知名度が高いからという理由で上位にいるのが、なんとも納得できなかったので、ロックバージョンにして対抗する意味で半分遊びで作りました。インスト部門ではずっと一位をキープ中です。完コピはしていません。テンポは165、オハコのツインギターをフィーチャーしてベースレスという構成です。これをモッキンバードコアで演るのに意味があります!
7. Theme of Vintage B.C.Rich Maniacs!
(mp3試聴)
2000年頃にサイトのテーマ曲としてできた曲です。Maniacs!TVでのオープニング、エンディングでお馴染みの雪の映像が印象的な思いで深い作品です。この曲だけひずみ系はPODのSoldanoパッチで作って、Boogieをclean
toneにして録音しています。イーグルコア使用。スリーピースのバンドでライブで出来るようにアレンジを考えて作りました。ベースは手弾き。
8. Autumn Wind(mp3試聴)
1st Album 「Parallel World」のオープニングを飾る爽やかなOvationのBackingから始まる曲です。これ以降の曲順はアルバムの通りです。この頃はまだB.C.Richに目覚めていなかったので、バレーアーツのMシリーズ(日本製)をメインに使用しています。ワーミーバーとライトハンドを多用した決めのフレーズもこの頃のものです。アンプは当時もMesa
Boogie Studio 22+です。オープニングなのですが、最後にできた曲で、Rainなんかとは時期的に大分離れてしまいました。秋と梅雨時ですから。
9. Ready To Play(mp3試聴)
さあ、これから行ってみようか!って感じの船出のようなイメージで作った作品です。ギターを重ねてハモらせるのは多分にBOW WOWの影響があります。初めて作曲した唄モノ作品のイントロからハモっていましたので。メインテーマは適当につくって、ハモりパートはコピーして作曲というパターンが多いです。
10. Rain(mp3試聴)
梅雨時のイメージを持つバラードなのですが、ギターはかなりハードに弾いています。かっこいいフレーズも何気に満載しているのですが、曲調がバラードなので好き嫌いはあると思います。バレーアーツのフロントシングルコイルの音が合わなかったのでリアのハムで弾いています。リアはディマジオのノートンに交換してあります。
11. Fly Away(mp3試聴)
この作品だけアルバム用以前に一曲だけできていたもので、DTM機材を買って最初に作った作品です。もう思い入れの深いインスト処女作。Roland
GR-1で豪快なギターシンセソロを奏でているのはなんとZo-IIIです。ハモりパートは重ねているのではなく、ハーモナイザーを使用しています。ディミニッシュの下降フレーズは高崎晃やYngwie
Malmsteenに影響受けています。この作品と最近の新曲を比べると、録音技術の進歩が伺えます。今録り直そうにももう当時の機材がない!
12. Clone(mp3試聴)
Yngwie MalmsteenのFar Beyond The Sunに影響されて作ったもので、コード進行で雰囲気を出そうとしています。イントロの誰かのバイオリンコンツェルトは誰もロック系の人がやってなかったので取り入れてみました。この作品はマスターが古く音飛びが一カ所あります。
13. Sunset(mp3試聴)
サンタナ、ゲイリームーアを意識した泣きのギターバラードですが、これもツインギターを取り入れることにより管理者の世界を醸し出しています。これだけレスポールクラシックプラスで弾いています。リアはこの時期57Classicに交換していました。
14. Wild Child(mp3試聴)
Van Halenのホットフォーティーチャーとウイスキーロックのリフからインスパイアされた作品です。構成的にはシンプルですが、飛び道具満載のギターサウンドは今聴いても楽しいです。これもスリーピースのバンドでライブでできるようにアレンジしてあります。
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