File Number 138 Seagull 505267 (TAKEさん提供)

今回紹介するのは、レアカラーのソリッドブラックの75年製Seagullである。B.C.Richの塗装は、年代や個体によってもまちまちであるが、77年以前のものはラッカーが採用されていたものが多い。塗装の厚さもどうやらソリッドカラーのものはかなり薄いものが多いようである。この個体もウイングのつなぎ目がソリッドカラーなのにあきらかにわかるくらい薄いのである。

傷も少ないミントコンディション。

Seagullには何種類か純正のハードケースがあるが、この型抜きのものは専用のもの。普通のハードケースよりも厚みがある。

ピックガードも欠けがなく、ゴールドのメッキもくすみがない。ギルドのピックアップもベストマッチしている。

ヒールの形状は独特で美しい。

ストラップピンはノンロック、パネル部は彫り込みがないタイプ。

塗装の薄さがよくわかる。

ギルドの4芯ハムバッカーを後から探すのは大変なので、オリジナルは貴重。突起のエッジも塗装はがれがなく良好な状態。

キャビティのパネルは四点止め。

ジャックプレートは交換されている。

突起のあるRロゴ。、ロッドカバーは幅が狭いタイプ。

76以前の六桁シリアル。ペグは150と190が混在して採用されていた。この個体は109G

スノーフレークもシーガルでは標準的。

メッキの状態が良いのが確認できる。

殆ど未使用のように見えるピックアップ。仕込み角は標準的。

バダスのネジはかなり長いタイプ。

赤ピンにVintageノブ。

ケースが如何に深いかがわかる。

ケースの外観も大分違う。

エボニー指板に完全な状態のバインディング。ポジションが着色されているのがわかる。

このブースター基板は本当に初期の仕様であろう。トランジスタは空中配線されているのがわかる。ポットも76以降とは違うものが使用されている。

金具部分。

イーグルとの2ショット。同じマホだが大分雰囲気が違う。


Vintage B.C.Rich Maniacs!
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