今回紹介するのは、レアカラーのソリッドブラックの75年製Seagullである。B.C.Richの塗装は、年代や個体によってもまちまちであるが、77年以前のものはラッカーが採用されていたものが多い。塗装の厚さもどうやらソリッドカラーのものはかなり薄いものが多いようである。この個体もウイングのつなぎ目がソリッドカラーなのにあきらかにわかるくらい薄いのである。 |
傷も少ないミントコンディション。 |
Seagullには何種類か純正のハードケースがあるが、この型抜きのものは専用のもの。普通のハードケースよりも厚みがある。 |
ピックガードも欠けがなく、ゴールドのメッキもくすみがない。ギルドのピックアップもベストマッチしている。 |
ヒールの形状は独特で美しい。 |
ストラップピンはノンロック、パネル部は彫り込みがないタイプ。 |
塗装の薄さがよくわかる。 |
ギルドの4芯ハムバッカーを後から探すのは大変なので、オリジナルは貴重。突起のエッジも塗装はがれがなく良好な状態。 |
キャビティのパネルは四点止め。 |
ジャックプレートは交換されている。 |
突起のあるRロゴ。、ロッドカバーは幅が狭いタイプ。 |
76以前の六桁シリアル。ペグは150と190が混在して採用されていた。この個体は109G |
スノーフレークもシーガルでは標準的。 |
メッキの状態が良いのが確認できる。 |
殆ど未使用のように見えるピックアップ。仕込み角は標準的。 |
バダスのネジはかなり長いタイプ。 |
赤ピンにVintageノブ。 |
ケースが如何に深いかがわかる。 |
ケースの外観も大分違う。 |
エボニー指板に完全な状態のバインディング。ポジションが着色されているのがわかる。 |
このブースター基板は本当に初期の仕様であろう。トランジスタは空中配線されているのがわかる。ポットも76以降とは違うものが使用されている。 |
金具部分。 |
イーグルとの2ショット。同じマホだが大分雰囲気が違う。 |