やはりこのバリエーションも存在した。Seagull2はおそらく76年にのみ製造された非常にレアなモデルである。その製造本数はおそらく二桁で、SeagullとEagleの過渡モデルとしてその製造が打ち切られた。大多数のSeagull2はマホガニーなのであるが、5ピースのコアが存在していたように、メープルもやはり存在していた。しかもNo.54のコアと連番!!同じロットで製造されており、この時点でイーグルのボディ構成が確立されていたことになる。No.54(76180)と同仕様は三本しか製造されていないようなので、これも似たような本数しか存在しないであろう。Harmony Centralにこれと同じ仕様のSeagull2のレビューがあったように記憶している。他のバリエーションとしては、エルビスプレスリーのバックバンドギタリストが3ピースメープルのスペシャル回路モデルを使用していた。 |
レアな個体ではあるが、部品変更箇所が多い。まず目につくのはエスカッション。黒から白に変更されている。 |
まさにイーグルになろうとしているさなぎのような風貌。 |
彫りの深いシリアル。 |
ロッドカバーは若干小さめ。 |
ぺグは150C。 |
ローズのライン上の塗装が剥離しているのか?ちょっと残念である。ポールピースが黒いので、ピックアップはSuper2であろう。 |
リアのエスカッションは背が高いものに交換されている。 |
バリトーンノブ、トグルスイッチの摘みが交換されている。赤ピン、バダス、ボリュームノブはオリジナルのようである。 |