File Number104 Seagull2 76179(sekiさん提供)

やはりこのバリエーションも存在した。

Seagull2はおそらく76年にのみ製造された非常にレアなモデルである。その製造本数はおそらく二桁で、SeagullとEagleの過渡モデルとしてその製造が打ち切られた。大多数のSeagull2はマホガニーなのであるが、5ピースのコアが存在していたように、メープルもやはり存在していた。しかもNo.54のコアと連番!!同じロットで製造されており、この時点でイーグルのボディ構成が確立されていたことになる。No.54(76180)と同仕様は三本しか製造されていないようなので、これも似たような本数しか存在しないであろう。Harmony Centralにこれと同じ仕様のSeagull2のレビューがあったように記憶している。他のバリエーションとしては、エルビスプレスリーのバックバンドギタリストが3ピースメープルのスペシャル回路モデルを使用していた。

レアな個体ではあるが、部品変更箇所が多い。まず目につくのはエスカッション。黒から白に変更されている。

まさにイーグルになろうとしているさなぎのような風貌。

彫りの深いシリアル。

ロッドカバーは若干小さめ。

ぺグは150C。

ローズのライン上の塗装が剥離しているのか?ちょっと残念である。ポールピースが黒いので、ピックアップはSuper2であろう。

リアのエスカッションは背が高いものに交換されている。

バリトーンノブ、トグルスイッチの摘みが交換されている。赤ピン、バダス、ボリュームノブはオリジナルのようである。

 


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