File Number 77 Eagle Bass 77636(EAGLEさん提供)

人間椅子スペシャル!?

おお、なんだこれは!?という風貌の凄いイーグルベースが今回紹介するEAGLEさんの相棒、Eagle Bass '77である。人間椅子と言えば、懐かしいあのイカすバンド天国、略してイカ天出身のトリオバンドである。江戸川乱歩の世界から抜け出してきた怪奇な雰囲気にネズミ男のような格好でベースを弾いていた鈴木研一氏の姿が強烈であった。さて、ベースそのものに話題を変えると、通 常のPx2のものよりもPUの配置がヘッド寄りであることが目に付く。この位 置の変更は通常のプレベの位置を考慮した結果であろうか?個体的にはあまり見かけない配置である。またスイッチは赤ピンのタップニ個という、これもレアな過渡期の仕様である。

ブリッジはバダス、ストライプ間隔はかなり狭く、P-Bassのネジはウイングにのっている。鈴木研一。が目に付く。。。

人間椅子ロゴマーク。これを一発で本体に書き込むあたり、ただ者ではない。。。 ちなみに、「見知らぬ世界」ツアー時のもの。ハカランダ、ダイヤインレイは定番。

仕込み角は標準的か。

ヒールもイーグル独特のもの。

写真ではわからないがMADE IN U.S.Aの刻印あり。耳にわずかに継ぎ木のあるタイプ。

ヘッドまわりは定番。

過渡期の仕様のため、バリトーンのコンデンサはロータリースイッチに直付け。

77で赤ピンかつタップニ個は珍しい。

バックパネルは若干小さめか。

エレクトロハーモニクスの集合写真。GRAPHIC FUZZなんて、エグイものを出していた往年の'70's。。ちなみにビッグマフの中に使用されているトランジスタは、内蔵ブースターに使用されている例のトランジスタと同じものである。この機材だけで、出音がどんなものか想像できる。。。

EAGLEさんのSuper Weapon達。この写真だとかなりキルトが入っているように見える。左はJapan Madeのもの。クラウドにバインディングなし。フルエレクトロニクスだが、スイッチ類の配置がだいぶ異なっている。 テイハツ時代のイージーオーダータイプに似ている。