さて、今回紹介するのは78年製の典型的なBichである。89~90年頃にL.Aの楽器店で購入されたもので、フルオリのコンディションを保っている。 |
右のBichはライブでのスペア用に後に購入された98年製のもの。バインディングやアバロンインレイ、ブリッジ、ストライプ等の違いが確認できる。 |
おやじさんのサインやヒール形状、1プライパネルも特徴的である。 |
突起ありのRロゴに一点留めのロッドカバー。 |
80シリアル位までにはしっかり上にBICHの刻印がされている。 |
仕込み角は標準的。 |
80では角の尖ったジャックプレートに変更されている。 |
オリジナルのコントロールキャビディ。バリトーン用コンデンサはロータリースイッチに直付けのようである。 |
こちらは98年のもののキャビティ。この時期の特徴はブースター基板が本物の弾丸に収められていることである。シールドもばっちりであるが、こんなことを考えるセンスがさすがアメリカである。バリトーンのコイルまでもがロータリースイッチに直付けされているのも面 白い。 |
頭の小さいオリジナルバダスにネジのストリングガイド。 |
ちなみにこの3本は同時期にL.Aで購入されたもの。3本でUS$3000~3500位 だったらしい。仕事がらU.Sに滞在していたkouさんが四年間にU.Sで購入されたギターの本数は30本におよび、帰国の度に二、三本持ち帰る、といううらやましい生活だったようである。 このタイラーは初期ものでタイラー本人に鑑定書をもらったものである。 アメリカンギター三昧! |