Vintage File初公開のStealth登場。リックデリンジャーのシグネーチャーモデルとして、B.C.Richとしては初のデザイン持ち込みで製品化されたともので、オリジナルのステルスは200本以下の製造数のようである。実際、日本では現在中古市場でも殆ど流通しておらず、管理者も現物を見たことがない。eBayでは年に数本は出品されているようであるが、同じ個体の流通も含まれている。塗りつぶし、メタリック系の塗装が多いようである。 オリジナルでケーラー仕様となっているが、ケーラーはオプションで選べる仕様になっていて、標準ではQuad Maticであった。コンパクトなボディにバリトーン以外は伝統のフルエレクトロニクス仕様が詰め込まれている。ボディ材はマホガニーとメープルが用意されていたが、この塗装ではどちらか判断できない。Archivesに掲載してある84年のカタログはポジションマークがないが、これはダイヤインレイ仕様である。http://bcrich.net/local/catalog/rich0006.JPG |
ネックと比べるとボディのコンパクトさが際立って見える。 |
片側六連リバースヘッドはワーロックで開発されたもの。シャーラーのペグでないと収まらない。 |
コントロールの配置も独特。ピックアップはカタログでは明記していないがオリジナルはディマジオのデュアルサウンド系だろう。 |
アーム仕様の割には仕込みがやや大きいかも知れない。 |
シリアルは向かって右下に刻印されている。 |
ストラップボタンの配置がユニーク。ヒールもスルーネックならではの処理。 |
見慣れない基板があるため、回路は変更されているかもしれない。オリジナルは、マスターボリューム、真ブースターボリューム、マスタートーン、ブースターオンオフ、フェイズ、シリーズパラレルx2、ピックアップセレクターとなっている。 |
Vintage B.C.Rich Maniacs!
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