File No.12 B-28 502338
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B.C.Richはエレクトリックで有名であるが、アコースティックも製造していた。いや、もともとはアコースティックメーカーであった。1968年までは全てアコースティックであり、約300本が製造された。その後、エレクトリックが売れだしてからもアコースティックは製造されていたが、82年にヘッドクラフトマンが亡くなったため、アコースティックの製造は打ち切られた。近年のアコースティックは殆どが韓国製であるが、稀にカスタムショップ製もある。今回紹介するB-28はエレクトリック製造に移行した後の1975年製のものである。B-28自体の製造期間は定かではないが、73年から80年位 までであると考えられる。 トップは杢のでたスプルース。 |
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フィンガーボードはエボニー、スノーフレークインレイにバインディングあり。 |
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サウンドホール内部。赤いインクでステッカーにB.C.Rich Los Angeles, Caloforniaの刻印。 |
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モデル名とシリアルナンバーがネックジョイントブロックに手書きで記されている。Bernie Rico直筆であろう。 |
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内部の構造。わかりにくいがブレイシングは面取りされた立体的な構造になっている。 |
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ブリッジにもインレイがある。ブリッジはおそらくハカランダであろう。 |
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ネックはマホガニー、そしてサイド、バックはなんとハカランダ、かと思ったらローズらしいとのこと。このモデルはピエゾが内蔵されたもので、1Vol 1Toneである。電池は使用しない。 |
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ヘッドストック。エレクトリックにくらべかなり細みのもの。ペグは102C。 |
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バックの写真。柾目のローズウッド、センターにはヘリンボーンバインディング。 |
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エンドピンがジャックを兼ねている。 |