引き続き師匠のナマのコメントをどうぞ。 こいつもレアなんだが重い!6.6KG!(因みにシーガルWネックは5.8KG)落とし込みのツアーケー スに入れた日にゃ、とても1人で持てない。まあ10歩位がせいぜい。もっともこんなもんは自分で運 搬するような人は所有しないんだねきっと。ボーヤに持たせりゃいいんだから。 USAのヴィンテージ ギター マガジン '95.2 によると35本前後らしいが、もっとあると思って いる。 |
1・ボディー コア・ウォルナット・メイプル・コア・ウォルナット・コアの6ピース。この他ウォ ルナットのラインがなく4ピースのもの。6ピースでもウォルナットが細いもの。オールメイプルの 4ピースなどが確認されている。本当はナチュラルが欲しかったのだが選べるモンじゃないのでブラ ウンサンバーストである。実は本機はバックの塗装剥げもあるのでナチュラルにリフィニッシュし ようと某リペアショップに持ち込んだのだが、レアギターなのでやめたほうがいいと説得され諦め た。 本機は裏とネックもサンバーストであるが、以前プレイヤーの「マニアックギター」に掲載されて いたものはボディはべたであった。 |
2.コントロール 6弦側は通常のビッチと同様。12弦側はマスターボリュームとブースターボリュ ーム、PUセレクター、ミニスイッチはフェイズ、タップ2、ブースターオンオフ。これに6弦 12弦のセレクターSWが一つ。 |
3. ヘッド なんと同じ木採りのヘッドベニアである。ブックマッチだったらもっと気持ちいいのに。 |
4. コントロールカバーの裏には元の所有者であるRex氏の彫り物がある。このRex氏、何者だか知 らないが全てのペグに署名の彫り物を入れている。ピックガード裏やコントロールカバー裏にこ ういった認識票のごとく署名や記号を彫るのはUSAからの輸入物には割りと見られるが、ここま で彫りまくっているものは珍しいね。 Jan 29 1981 の彫りは購入時期だと推測できる がRex氏が1Stオーナーであるかどうかは不明。1Stオーナーだとすれば少なくとも'81の初頭 にはすでにシリアルは82205まで前倒しになっちゃっているてことだな。 |