さて、コア材ばかりが注目されているVintage Richであるが、Mapleも捨てがたい魅力を持っている。独特の立ち上がりの速く芯の詰まった輪郭のはっきりした音はMapleならではである。初期のRichのMaple Modelには最近流行りのような派手なフレームやキルトはあまり使われておらず、プレーンなものが多く存在するが、そんななかで、'70'sにおいては珍しい、超ど派手なバーズアイメープルを全体に使用しているのが今回紹介する79年製Eagleである。 |
ピックアップはダンカンに、ブリッジはシャーラーに交換されているが、ミントコンディションである。 |
ストラップボタン、ジャックプレートも交換されている。見よ、この素晴らしいバーズアイ! 色はフランクフルトの若干黄味がかかったものに比べナチュラルな色合いである。 |
ヘッドのバーズアイも見事。継ぎ木は上、一般的なインペリアル仕様。ネックは極太で、重量 もかなり重いとのこと。 |
ネックのバーズアイも凄い!! |
角度によって表情が全然違うのはキルト同様。 |
ヘッドは尖りの鋭く突起のあるRロゴのタイプ。 |
ストライプはやや外側、コントロール類は標準的仕様。 |
ダイヤインレイ、ハカランダ指板、バインディングなし、も標準的仕様。 |
横から見てもネックのバーズアイは絶品。 |