ヘッドは、81シリアルにも関わらずRロゴの真中出っ張りがないタイプ。レギュラーでは82まで突起があるロゴが使用されていたため、思考錯誤が行われたものかも知れない。ペグはインペリアル。

そして、これが特注である理由、何よりも最大の特徴がこのフィンガーボードである。クロスハッチの入った最高のハカランダ。こんな木目のものは他に類をみない。このギターの価値はコアボディーではなく、このフィンガーボードに尽きる。12フレットのダイヤインレイは左右対象ではない。意図的に非対称にしたかは不明。とにかく実物は写 真以上に美しいできである。Supreme系がエボニーを採用しようが、このハカランダにはかなわない。

トグルスイッチがコントロール側に移動されたため、上部にカバーはつかない。ボディーのアーチは他と同様のシェイプである。コントロールのパネル部は落とし込みのないタイプ。

美しいコアの木目である。上部にバックルの傷が少々。なお、このモデルはジャックプレート以外はフルオリジナルである。

ヘッド裏にはシリアルナンバーが刻印されている。3弦のペグ部に打痕と思われる塗装の変色がある。

コントロールは、ブースター、フェイズ、タップ（フロント、リア)、マスターボリューム、ブースターボリューム、マスタートーン。バリトーン。

回路の配線はこんな感じ。