ヘッドストックはこんな感じ。他の同年代のモデルと同じく、３点留めのロッドカバー、真中が出っ張ったロゴ、インペリアルである。

コントロールもごく標準的な仕様。

うっすらと杢のはいった上品なメープル。ストライプはエスカッションの内側に位 置する個体である。このストライプはこの個体に限ってはウォルナットではなくハカランダである。

ネックの仕込み角はNo.5のEagleよりは浅いが、少し深めである。この辺の仕様も個体によりすべてばらばらであるので、購入時には確認した方が良い。ただし、作りはどれも最高であるので、その辺を割り切って考えるならオークション等で買うのも一考する価値はある。

バックの画像とヘッド裏面。ストライプは幅広、幅狭の中間に位 置する個体であるため、ヘッドの継木は上部ではなくサイドにされている。ちょうど4弦ペグの外側に継木されている。

Mockingbirdのストラップピンは個体によって位置がいろいろあるので、個人の好みに合わない場合変更されていることが多い。この個体もウイング裏に付け替えられた痕がある。購入時は大きな穴が空いていたため、樹脂で補修した。このストライプの木目により、これがローズ系であることがわかる。

壊れやすいジャックプレートもオリジナルの状態で残っている。白黒2ピースの樹脂で形成されている。