Bichは76年にデビュー後種々のマイナーチェンジを経て現在に至っている。今回は78年製Bichを紹介する。 |
特徴的なのは、78年に多く存在する一点どめのロッドカバーである。オールドRロゴ。 |
極初期のものはダイヤインレイであるが、この個体はクラウドインレイ。リアピックアップおよび、エスカッションは交換されていると思われる。(ネジが違う) |
76から78年製の特徴はこの副弦押さえである。ネジでとめているタイプは78年のみである。79年製はプラスチック(師匠のビッチ参照)、80年製はブリッジが変更されたため弦押さえもなくなっている。 |
一般的なBichのコントロール。マスターボリュームのノブは交換されている。 |
副弦の角度に注目。後年にくらべテンションがきついはずである。 |
リアピックアップのネジが違うのがわかる。 |
バックパネルの形状も後年のものと異なる。 |
実はベタ塗りの赤ではなく、シースルーになっている。木目が見える。材はメープル。 |
わかりづらいが、シリアルは BICH 80432 と二段になって刻印されている。 |
副弦のペグが一個だけ最近のものに交換されている。裏蓋に渦巻きがなく、トルク調整ネジはプラスネジになっている。 |
ゴム足の片方はクギで固定されている。 |
後期の回路と比べ、線材等全然異なる。塗装面が少し荒いところがあるのでリフィニッシュを疑ったが、キャビティをみるとオリジナルのようである。 |