マルーンカラーと二つのS/Nの謎さて今回紹介するのはコアイーグルには珍しい、マルーンカラー仕様のネックである。ネックだけダークカラーに塗装されているものはプロトビッチ始め他のモデルにも少数ながら見られる仕様で、独特の風貌を持っている。さらにこのギターは二つのシリアルが刻印されているのだ。その間隔は610番。78年当時月産160本のハンドメイドギターを作っていたB.C.Rich。約四ヶ月後に再度シリアルが打たれていることになる。B.C.Richのシリアルは塗装前にヘッド裏に刻印されている。前行程での検査で木部に不具合がないと判断されるとシリアルが打たれるのであるが、塗装行程直前の検査で不具合と判断される場合があるのだ。木目の見栄えが悪いもの、傷や節等。これらの不具合はウッドショップで修復される。修復が終わり、塗装されるときに再度シリアルが刻印され、修復箇所を目立たなくするためにダークカラーで塗装されるのだ。シリアルが打たれる前に木部の見栄えが悪いものははじめからダークカラーに塗装される。そう、あのプロトビッチもネックの木目が良くない箇所があったためマルーンに塗装されたのである。ウイングは木目が良かったのでナチュラルにしたかったのであろう。これは見栄えだけの問題で、木が悪いというわけではない。ソリッドカラーのモデルではどんなメーカーでも見栄えのグレードが低い木を使用している。逆に言えば、ナチュラルカラーのモデルは見栄えの良い材として認定されているのだ。ただしPMS Bichははじめからマルーンに塗装することを前提に作られているため木目とは関係ない。 |

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ウイングは色の薄いコア材が使用されている。 |

| そしてこれが問題のシリアル。80シリアルは全般 に浅い刻印が多く、81で明らかに深くなっている。いずれも78年であろう。 |

| おそらく、この盛り上がって見える木目が修復された箇所であろう。 |

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ぺグは109C。 |

| ロゴは突起無し。ややグルーが多めか。 |

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ノブは新品に交換。メープルのラインにはバーズアイがでている。 |

| リアピックアップは同年代のものに交換されている。 |

| ウイングには綺麗なフレームがでている。 |

| この角度では指板下の添え木にもマルーン塗装されている。 |

| 反対側のウイングにもフレームがでている。他のコア材とくらべるととても白い。 |

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一弦側の添え木にはナチュラル塗装がされている。 |

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ヘッドの塗装ハゲ部からネックはコアであることがわかる。 |

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この打痕以外とても状態が良いだけに、唯一とても惜しい。 |

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ヒール部分。 |

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ジャック部もオリジナル。 |


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12フレットのダイヤインレイの間隔はかなり狭い。 |